「…ご飯どうします?」
 「……いらない…」

そう言うと由乃は反転して、光に抱きかかる

 「…大丈夫ですか?」
 「…私は…大丈夫…」

由乃の手が震えていることに気づいていたが、追求してはいけない気がして

光は気づかないフリをした