「―――千紗、愛してる」
目を細め私の髪の毛を撫で、頬を撫で、顎をくいっと持ち上げた。
「私もよ、タツキ。…愛してる」
タツキに答えるかのように呟くのと同時にキスが降ってきた。
「……ん」
優しいキスから深いキスへ……。
私もタツキを求めるように、タツキの首に腕を絡める。
「……ん……ふ…ぁ…」
どんどん深くなるキスに集中していると内太ももに異変を感じた。
膝から付け根の辺りを行き来する物体は太ももにピッタリとくっつき徐々に上に登り、今度は腰とお尻を行き来する。
下着を脱がされる直前で唇を離しタツキの胸を押した。

