「皆ー。アライとかの処分が決まったよ」 「あー!タツキさん、どうなったの?」 そう。コイツ。 家にいる時間が増したためか、ずっとくっついている。 隙あれば、襲う。 そのたびに、ティッシュ箱やクッション、リモコンを投げつけるんだけど。 ホント、教師とは思えない。 「退学だってさ」 「長谷川先生、お疲れ様です。そうですか。退学になりましたか…」 良かった…。 とりあえず、安心できるわね。