そして帰り…
「美魅!」
私が帰ろうとしていると後ろから聞き覚えのある声が聞こえた。
「花友…」
花友だった。
「あっ美魅話しあるんだけど…さすがにここでは言えないんだ…だからちょっと中庭で話せる?」本当はあんな事を見て花友と話したくなかった。でも今は花友と話さなきゃと思っていた。