――ピピッ



「…あ、沙羅。いらっしゃい」



二コッと創也の表情が変わる。



「久しぶりに来た。仕事は順調?」



「ん?まぁ、ね」



ピピッ



後ろから機械音が聞こえた。誰かが来たのだろう。



「沙羅ちゃん?来てたんだ?」



「純…」



ちょっとからかってやろうっと。



「純、さっき何してたー?」



「ん?あ!さっき見てたのはお前かっ」



「宮根さんとラブラブですね♪」



「あ!純、お前また…」



はぁーと創也はため息を。



「…ん?」



また?



ピピッ



誰かが入ってきた。