「あ、沙羅ちゃん。凛!来たみたいだよ」



「え、来た!?」



窓から沙羅と創也の姿が見える。



「…秋山?」



「どうかした?」



「いや、なんでもない。じゃ、沙羅も来たところだし、お父さんに伝えて。始めるって」



「あぁ、わかった。…凛、愛してる」



皆人は凛のおでこにキスをした。



「…ここは?」



凛が自分の唇を指す。



「どうせするだろ。皆の前で」



「そうだね///」



凛と皆人は扉を開けた。