「…おはよーさん」



「ん?純?」



ガバッと勢いよく起き上がった。



「ここ…」



「休憩室ー。俺ン家かとでも思った?」



…純ってやっぱり軽い。



「…私、寝ちゃった?」



チラリと純を見る。



「な、何もしてねーよ!?大丈夫だっつの」



創也が帰っちゃって…休憩室来て…どうしたっけ?



「いつのまにか寝てるからビビるじゃんよ」



そうか、そういえば睡魔に襲われていた。…私、呑気だなぁ。



ふと窓を見る。



「って、夜じゃん!!」



ふいに立ち上がってしまった。



「あー、そーだな。どうするー?俺の家来るー??」



純がからかう。



「バーカ。行かないもん」