振りかえった創也は優しく微笑んだ。そしてまた前へと歩き出す。 なんだか創也が眩しい。ずっと会ってなかったからかな? 少し伸びた身長。 高級なスーツ。 かすかに匂う香水。 何も変わってないよね?創也の心は変わってないよね? どうしてかな? どうしてこんなにも不安なのだろう。 ねぇ、創也。 今でも私のこと好きでいてくれてる? ものすごく不安なんだ…。