ドラム女の過去~不良のあいつ~




「座れば?」

すこし素っ気無い
物言いで隣を叩く。


「あ、うん」



秋は陸也の隣に
ゆっくり腰を下ろす。


「偶然?なんでここに来た?」

すこし威圧感がある声。

「なんとなく・・・・。陸也は?」

「俺もなんとなくかな」

そういって
空を見あげる。

「なんで泣いてんの?」

秋の目をみて喋りかける。

「なんでもいいぢゃんっ!」

「そう?」



秋は思い切って疑問を投げかける。


「なんでメール無視するの?
 ・・・・・なんでそんな素っ気無いの?
 陸也はうちのこときらいなの?」


秋は陸也をまっすぐみる。

すかさず陸也は目を逸らす。


「なんで目逸らすの?!」


秋の大声が屋上に響き渡る。