【短編】HIKARI




そう、その怪しい人影はまぎれもなく石田だった。


「……なにしてんのアイツ。」


そして石田はまた大勢を低くしてキョロキョロし始め、

しばらくすると校舎のほうに戻っていった。


結局石田はなにをしていたのかさっぱりわかんない。


てゆーか……


「超ウケんですけど。」

ワザと不審者だって通報してやろーか?……なーんて思っちゃったり。


すると


ガラッ



「授業始めんぞー!!」

ドアを開けて入ってきたのは汗だくの石田。


速っ!!


さっきまで外いたじゃん。


瞬間移動かよ(笑。