「ごめんっ…」 笑いながらその子はあたしに話しかけてきた。 「笑っちゃってごめんね…笑」 その子はなおも笑いながら言う。 「ねっ、友だちになろ♪あたしは新谷美香」 あ、良い子そうだ♪ 『相田七瀬だよ☆』 「七瀬でいい?あたしのことは、美香でいいから♪」 『いいよぉー☆よろしく、美香♪』 ふぅ…… 一騒動(?)あったけど、友だちできてよかったぁ あたしと美香は、名字が近かったから、席が前後だった。