「コウタ!!
記者会見とか、マジでやばいな!!」

「おぅ!!
今からワクワクするぜ!!」

「だから言ったじゃないの!! ね?」

「う…うん…」

「姉ちゃん、ハルカちゃんいじめるなよ」

「違うわよ
ハルカには、前から自分がカワイイ事を自覚するように言ってるのよ。
頑なに意地張って、記者会見で顔を晒すのが嫌とか抜かしてんのよ」

「だっ…だって…」

「ハルカちゃん、ハルカちゃんの事が好きだから、言うんじゃなくて、本当にハルカちゃんはカワイイんだよ??
昨日の夜だって男どもが……」

「??
なあに??」

「ユキちゃん!!
昨日の夜の待ち合わせで、声かけられなかった!?」

「かけられたけど??」

「やっぱりな…
ね??
ハルカちゃん、マジで気を付けてね??」

「なっなにを…??」

「ユキちゃん!!
かわいすぎるから、気を付けて!!
じゃないと俺死ぬ!!」

「ハルキ、うるせぇよ!!
黙ってろ

ハルカちゃん、カワイイから男に声かけられるの、俺心配なんだよ」

「え…///」

「マジで自覚して、気をつけてくれ…
ハルキじゃないけど、俺も死んじゃうよ…」

「こっコウタくん///」

「ユキちゃんもー!;;」

「私は自覚してるから大丈夫よ」


姉ちゃんって…
マジですげぇな……