プルルル……♪
携帯が鳴った。
美嘉さんだ。
ライブ終わったのかな?
「もしもし?
あんた今どこにいるの?」
「あ…ごめん。
ちょっと気分悪くなっちゃって…。
風に当たってた。」
あたしは泣いていたことを悟られないよう、なるべく明るい声で答えた。
「貧血ー?
もう大丈夫なの?」
「うん、もう良くなった。
ごめんね。」
「じゃあとにかく1回戻っておいで。」
「わかった。」
電話を切ると
「よしっ…!!」
と小さな声で気合を入れて、あたしはまたヤスのいるライブハウスに向かって歩きだした。
携帯が鳴った。
美嘉さんだ。
ライブ終わったのかな?
「もしもし?
あんた今どこにいるの?」
「あ…ごめん。
ちょっと気分悪くなっちゃって…。
風に当たってた。」
あたしは泣いていたことを悟られないよう、なるべく明るい声で答えた。
「貧血ー?
もう大丈夫なの?」
「うん、もう良くなった。
ごめんね。」
「じゃあとにかく1回戻っておいで。」
「わかった。」
電話を切ると
「よしっ…!!」
と小さな声で気合を入れて、あたしはまたヤスのいるライブハウスに向かって歩きだした。
