「そういえば…
亮平が会いたがってたよ?」
「……ふーん。」
「ま、気乗りしないならいいけどねー。」
「……」
美嘉さん…これからライブで盛り上がろうってときになんだって亮平の話を。。。
亮平とは今でもときどき美嘉さんを含めた3人で会っている。
飲みに行ったりカラオケしたりという、つかず離れずの今の関係をあたしはそこそこ気に入っていた。
近づきすぎて傷つくのはもうたくさん。
離れすぎて淋しい思いをするのはもうたくさん。
「あのころは亮平もガキだったから…。
そろそろ許してやってよ。
バカな弟だけど。」
「なに言ってんの~!?
もうとっくに許してるよー。」
もう許してる。
その言葉にうそはない。
でも亮平があたしに残して行った傷は今でも小さな火種となってあたしの胸の中でくすぶっていた。
亮平が会いたがってたよ?」
「……ふーん。」
「ま、気乗りしないならいいけどねー。」
「……」
美嘉さん…これからライブで盛り上がろうってときになんだって亮平の話を。。。
亮平とは今でもときどき美嘉さんを含めた3人で会っている。
飲みに行ったりカラオケしたりという、つかず離れずの今の関係をあたしはそこそこ気に入っていた。
近づきすぎて傷つくのはもうたくさん。
離れすぎて淋しい思いをするのはもうたくさん。
「あのころは亮平もガキだったから…。
そろそろ許してやってよ。
バカな弟だけど。」
「なに言ってんの~!?
もうとっくに許してるよー。」
もう許してる。
その言葉にうそはない。
でも亮平があたしに残して行った傷は今でも小さな火種となってあたしの胸の中でくすぶっていた。
