「ちょっといいバンドがいるから今度いっしょにライブ行こうよ。」
そう美嘉さんに誘われたのが2週間前。
「ライブ?
いいけど美嘉さんがライブなんて珍しいね??」
「アマチュアバンドだけどね、かっこいいのよ~。
真白の好きな泥くさ~いパンクと違って、かっこいいの♪」
美嘉さんのその言葉を聞いてその日は絶対パンクで行こうと決めた。
別に悔しかったわけじゃない。
腹が立ったわけでもない。
ただなんとなく自分を貫きたかった。
くだらない独りよがりのプライド。
あたしはもう一度モヒカン頭を念入りにセットし直した。
せっかくみんなが褒めてくれたモヒカンを、ちゃんとキレイにしておきたかった。
「今夜が運命の夜になるかもよ?」
さっき聞いたセリフが頭の中でリフレインする。
そう美嘉さんに誘われたのが2週間前。
「ライブ?
いいけど美嘉さんがライブなんて珍しいね??」
「アマチュアバンドだけどね、かっこいいのよ~。
真白の好きな泥くさ~いパンクと違って、かっこいいの♪」
美嘉さんのその言葉を聞いてその日は絶対パンクで行こうと決めた。
別に悔しかったわけじゃない。
腹が立ったわけでもない。
ただなんとなく自分を貫きたかった。
くだらない独りよがりのプライド。
あたしはもう一度モヒカン頭を念入りにセットし直した。
せっかくみんなが褒めてくれたモヒカンを、ちゃんとキレイにしておきたかった。
「今夜が運命の夜になるかもよ?」
さっき聞いたセリフが頭の中でリフレインする。
