瞬間的・恋心





はじめて涼太の家に行ったとき

涼太から話を聞いた。


「俺ね、ちっちゃい時、千尋に会ってたんだ。」

「どういうこと??」

            

涼太から話を聞くと…

思い出した!

そう、あたし達が七歳の時

別荘に行っていたあたしはちかくの森林に別荘を向けだして行ったことがあった。

そこには綺麗な小川があってそのちかくに男の子がいて、その日いっぱい話して、それでバイバイした思い出。

その時あたしは“初恋”をした。


「そうだったんだ!!
あの時の男の子が涼太だったんだ~」

「そうだよ。
俺はあの頃からずっと好きで…
転入してきた時すぐ気付いたんだ。
あの時の女の子だって!!」

「スゴい運命感じちゃうね!!」

本当に運命としか考えられない。

その後に涼太は幸せになる言葉を言ってくれた。