しばらくの間沈黙が続いた。

もう着いてもおかしくないのに


「あの…どこに行ってるんですか…」

私が沈黙を破った。


「今日まだ大丈夫だよね。
それよりさ、本当に俺の事嫌いなの?
一緒に帰ろうとしないで出ようとするし
俺の事、親戚なんて言うし。
それはしょうがないかもしれないけど
俺の横に座らなくて
一言もしゃべらないしさ。」


優の目は怖かった。

キリっとしてる目が余計にそう思わせる。


私の方に体制をかえ
優は私の方を見つめてきた