「どうぞ。」
私は車に乗り、優が横に座った。
家までの道のりは凄く近く感じて
その間、何て昨日の理由を言おうかとずっと考えてた。
携帯の受信ボックスには華恋からメールが来ていた。
車の中で優と一度も話す事はなく
横で寝息をたてながら寝ていた。
学校に着くと昨日のようにお礼を言った。
優は車の窓ガラスから顔をだし
「俺、かわいいくなんてないから。
じゃあまた帰り。」
と言いまた去って行ってしまった。
なんで知ってるの??
あの時寝てなかったってこと…?
そう思うと急に恥ずかしくなった。
しかも、"じゃあまた帰り。"って…

