純色ー彼は芸能人!?―


「今から用意しても間に合わないっか…」

なんで起こしてくれなかったのかとも思いながらも

独り言をつぶやき、もう一度寝ようとした。


"ピンポーン"


こんな早くから何??

みんなはもう出て行ったのか家からの返事はなかった。


仕方がなく階段を降りると

ダイニングテーブルには朝ごはんとお弁当が用意されていた。


「はい…」
と言ってドアを開けると
そこには不満そうな優が立っていた。