「そうだ…セザリオン様。貴方に新しい名前を差し上げましょう。ジーク・ドレィファス…というのは如何ですかな?」

「ジーク…ジーク・ドレイファス。いい名前です。ありがとうございます!」

「うむ…。それではこれで決まりですな。今夜から騎士団宿舎での生活をして貰いますよ。同室は…ふむ…ブレイド・バルビエリ、彼が良いでしょう。ブレイドは貴方より三日入団が早いだけです。きっと良い友人となるでしょう。それと…何か判らぬ事があれば班長のシールズ・エリヒシュッツ…私の息子に聞かれるといい…。」