「それにしても、本気なのですか?王室を捨て平民になり…しかも騎士団に入団するなど…。」 「本気です。私は、私なりのやり方でこの国の行く末を見守りたい…それがどれほど身勝手なやり方であることも十分承知しています。」 本当に身勝手な話だ。 俺は、国の行く末など…間違っても口に出すべきではないのだ。 しかし、今になってはここに己の居場所を求めようとする気持ちは強くなるばかり…。 俺にはそれを制する術を見つけることは出来なかった。