「…あまりに突飛な入団の動機にいささか私も驚かされたが…。仮に入団を許可したとしてもやはり身元の保証のない者をこの団に置く事は難しい。君の身元保証人は誰なのだ?」 「すみません…それは言えません。」 「言えぬ?どうして言えぬのだ?このままでは埒が明かぬぞ。」 繰り返されるランスの問いに、俺の声は勢いを失い消え入るような掠れた声に変わった。 「すみません。それでも…やはり言えぬのです。」