「チャールズ、又明日も会える?」 「勿論!」 「それじゃあ、今日はこれで…明日もグランマの上で待ってるよ。」 「うん!又明日!」 二人は大きく手を振りあうと、互いの家の方角へ走りだした。 “さよなら”は言わないよ。 僕らは又会えるから…この木の下できっと又明日…。 ファレルは信じた。 そしてチャールズも…。 今日と変わらぬ明日が訪れる…二人は固くそう信じていた。