「また会ったね」 「何で…」 「何でだろ…偶然かな」 「今から休みなんでしょ」 「ああ…」 って…あん時のコウヘイって…目を白黒させ…全然…落ち着きがなかったよね… 今…思い出しても…可笑しい位に… 「あっちでこれ…食べようよ…ねっ」 「あ…うん。」 そう言って真琴はコウヘイの手をつかみ…横の石垣に座った。