食堂には生徒がかなりいた。
生徒の目が愛華に向けられた。
一時停止みたいにみんなの声が静まりかえった。

愛「何か。こわっ!」

廉「気にすんなよ。ただ男子校に女がいるのにびっくりしてるだけだろ。」

愛「そうかな?」

私はこういう空気が嫌いだ。
てかみんなガン見しすぎだろ。
怖いって。

すると一人の男子が私に突っ込んできた。
その男とそのまま衝突。

愛「いたたたた。」

この男の人は大丈夫なんだろうか?

廉「大丈夫か?」

愛「なんとか。てかこの人誰?」

廉「俺の親友の杉浦慎吾だ。」

杉浦慎吾??

愛「大丈夫ですか?」

すると、慎吾はバッと起き上がり抱きついてきた。