空色ラブ

その日の夜あたしは全然寝れなかった。



そりゃそうだ。



…。



あわわ…。



思い出す度、心臓が高鳴る。





〜♪



電話が鳴る。



あわわわっ



貴からだった。



ひゃ〜。



ピッ



「もしもし」



「あ、沙依?
今日ごめんな。いきなりあんな事…」



そうやって気遣ってくれる貴があたしは好きだな。



「ううん。全然っ
あ、食べた?」



「おん、美味かった♪」



「よかった〜。」



それから30分程話し、電話を切った。



気持ちを伝えるか悩んだけど、やっぱり直接言いたいよね。



ありがとう。貴…