学校に着くと、サッカー部がアップをしていた。



もちろんその中には、貴がいる。



アップが終わったみたいで休暇に入った時、純が結羽の所へ走って行き抱き付いていた。



………はは(笑)



呆れてるあたしを誰かが呼んだ。



「沙〜依っ」



その声は貴だった。



振り向くとそこには、汗と笑顔で輝いている貴。



かっこいい…。