…意外な事を聞いてしまった。



純とは、貴と同じサッカー部で
結構もてる。
超たらしで、二股かけたり1ヶ月もしない内に新しい彼女作ってたり…



そんな男とまさか結羽が付き合うなんて。




「な、な、何で!?」



それしか言う言葉がない。



「告白されたんだ…それでOKした。」



そ、そんな簡単に!?



「へ〜。そうなんだ。」



唖然としているあたしに、結羽は笑顔でこっちを向いていた。



何なんだよその嬉しそうな、幸せそうな顔…



「だから今日は応援しまくるってわけ♪」



だからあんなにしつこく誘って来たのか。



10時になり、あたし達は家を出た。