。゚+相方Lovers+゚。




さて。放課後。




「………。」




帰宅した俺は、制服を着替えてベッドに寝転んだ。



目の前には俺の携帯。最近機種変したばっかの、ピッカピカの……て、それは今どーでもええねん。



頭ん中で自分にツッコミをいれてから携帯を手にとった。



ボタンを操作して、電話帳を開く。



あとはボタン一つで愛しき彼女へと電波が届く。




「っだあー!むーりー!!」




ベッドの上でじたばた暴れる俺。



ピッ




「え?」




プルルルル…




「えぇ!?」




弾みでボタンを押したらしく。



勝手に真希に発信しちゃってる俺の携帯。



機種変したばっかちゃうかったら折ってたで!?



……でもピカピカやもん!できひんやん!!



携帯を耳にあててみた。




『もしもしー?』




すぐそばで真希の声がする。




「俺ー!」




焦りを隠すため、とにかく元気よく言ってみた。




『えー?俺?どこの俺?』



真希がボケに走ったことにホッとする。電話かけるだけでどんだけ緊張してんねん、俺。




「お前が知ってる゙俺゙ん中で一番の男前の俺さんや!」




ここまで言えればあとは経験と癖で口から出てくる言葉で繋ぐ。




『え!海斗や思ってたけどちゃうんか〜。ほなどちらさん?』

「なんで俺だけピンポイントで省かれとんねん!」

『鏡見てから物言え、あほ』

「お前こそ眼科おすすめするわ。ってかな、俺数学ヤバイねんけど…明日!小テストやろ?一緒に勉強せぇへん?」




多田っち…もとい、真弥さんの作戦通り、真希と会う約束を取りつけようと試みる。