はじめの一歩

「・・・〜ッッんだよ、あいつ」


頭を両手でボリボリかき乱し、ボールを拾った。








「なぁなぁなぁなぁ!!
もしかしてさっきのって水沢さん??」


ボールを拾って戻ると、国井が俺に飛びついてきた。


こいつ・・・よくみえたな。


「うわぁ〜ι俺がボール取りにいきゃあよかった〜。。。」

ガックリと肩を落とし俺から離れた


「マジ可愛いよなぁ!!スタイルもいいし!!んでもって頭もいいし、陸上部のエースだろ〜。」


目を輝かせながらまだ続ける


「この間、4組の佐藤??がフラれたらしいぜ。
俺まだまともに口聞いたことすらないのに!!」


佐藤??誰だ??
あー、あの女子にキャーキャー言われてるナルシスト野郎か。


「へー」


「てかさ。陽太小学校一緒だったんだろ!!
さっき何話してたんだよ」