はじめの一歩

サッカーボールから冷ややかなな視線を山本陽太に移し


その先にいる国井とやらをみた。


このバカ男どんな脚力してんだよι


国井とやらはここからは、小さくうっすらとしか見えない。



あんな遠くから、私に衝撃を与えるだけの威力を持つボールを放ったのだ



視線を山本陽太に戻し



フンッ!!



鼻を鳴らすように正面を向き、歩き出した。



サッカーボール??


それって美味しいの??


知るかッッ!!!!!



「おいっ!!」


何か叫んだみたいだけど、そんなの知らな〜い聞こえな〜い


あいつと話なんかしたら口が腐る。


頭がズキズキしたけど、私は気付かないふりをした。



「唐揚げ唐揚げ〜♪」



頭を唐揚げに戻し、校門をでるとスキップしながら家へと向かった。