「ひーな!!おっはよ!」


後ろからポンと肩をたたかれて振り返ると、親友のみっちゃんがいた。


「みっちゃん、おはよ」


わたしもあいさつを返す。


「ひな、何か元気ない?」

「そ、そんなことないよ!」


わたしはあわてて首を振ったけど、みっちゃんにはお見通しだった。


「ウソつき。話してみ?」