「本当は高校入ってから言おうと思ってた」 そう言って秀ちゃんはわたしの手をギュッと握った。 「でも誰かさん鈍いし、平気で男のベット入ってくるし…」 「…?」 誰のことだろう…? 「その顔絶対分かってないだろ。お前だってば」 「え、わたし?」 「好きな子が自分のベットに入ってきたら普通我慢できない」 その言葉にわたしは真っ赤になる。 「ご、ごめんなさい…!!」