「え、な、何でですか…?」 どもっちゃった…… 恥ずかしい!! 真っ赤になるわたしに、言葉の爆弾が投下された。 「好きだから」 サラっと一言。 それに対してわたしは、 「ぅええええええええええぇぇっっ!!!!」 メガホンいらずの大音声で叫んだのだった…… 「お前、うるさい」 耳を塞いだ秀ちゃんが欝陶しそうに言う。 「予想通りの反応だけどな」 少し笑って続けた言葉に、わたしは真っ赤になる。