イケメン大戦争

「私が……



その……



偉い人の孫?」



「はっ、偉い人か。


偉いビジネスマンなことは間違いねえ。



人殺しの道具で稼いでる死のビジネスマンだけどな。


そして、お前はその利権へのショートカットってこった」




「そんな話……、



信じられないわよ。



大体あんた



一体何者なのよ?」



「別にお前が信じようが信じまいが、何もかわらねーけどな。


俺は、クラウディア社の役員。ロバート・ハーライルの後継者に最も近いと言われる男だ。



お前を保護しに来たんだよ。



お前を狙う危険な奴らから守ってやるためにな」