｢緋芽りんっ!｣
｢琉南!!!聞いてー!｣
｢おはよ★なぁに？｣
｢昨日ね、ママが帰って来たの。すぐ行っちゃったけど……｣
｢よかったね！｣
｢で！それはいいんだけど、変な執事おいてったの!｣
｢執事？｣
｢うん。｣
｢何かしてくれるの？｣
｢ご飯作ってって言ったら一緒に作れとか言うし、部屋に入るなって言ったのに入るし……。正直よくわかんない！｣
｢まった!!!橘さんは？｣
｢会社に入れるってママが言ってたよ。｣
｢へ〜。執事……って事は男の子？｣
｢うん…。ほんと困る！｣
｢えーーっーっつ!!!!!!｣
｢しぃーー。静かに。｣
｢じゃあ、同棲してるの？｣
｢そんな関係じゃないからっ！｣
｢じゃあ、執事に会わせて?｣
｢会うだけじゃなくて琉南も一緒に住もうよ〜〜！｣
｢ふふっ。どうしようか。｣
｢お願いｨｨｨｨ!!!｣
｢考えとく。ふふ。｣
｢絶対ね！｣
｢はいはい。｣
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