走って向かう。
でもね、そこにいたのは響くんじゃなかったの。
頭の上に?が浮かぶ。
そこにいたのはクラスが同じ女の子達。
何でなんだろう?
と考えていると
「響くん誘惑するの止めてくれる?」
ってそう言われたんだ。
別に誘惑してなんかないよ?何で?
なぜか頬に冷たいものがつたう。
「泣いてどうにかなるもんじゃないんだけど。」
「そうだよ。あたし達の響くんを取っておいてさ。」
「うざいんですけどー。」
これは涙なの…?
前と同じ出来事。人間ってやっぱり怖い。
もうイヤだな。何もかもイヤだよ。誰か助けて。

