美しい君の名を

彼女の流した涙はダイヤモンドよりキレイだと思ったし、

その泣き顔は想像したよりもずっとずっと可愛かったけど、


泣いてるのがどんな理由でも、


「やっぱりみーちゃんは笑ってるのが一番かわいいや♪」






「…ほんといつも勝手なことばっかり!!」


そういって困ったように笑った顔は僕だけのもの。