今、雪哉がお風呂に入ってる。
その間私はソファに座って携帯を開いていた。
『美雪ちゃん!割引券貰ったから今度一緒に遊園地行かない?返事待ってるからね!』
今届いたメール…。
相手は最近メールしてくるようになったクラスの男の子。
今までは無かったのに最近こんな感じのメールがよく来る…。
なに考えてんだろ…。
「はぁー。どうやって断ろうかな…」
「何…そのメール…誰から?」
えっ……!!?
振り向くとソファの背に肘をつき、雪哉がメールを読んでいた。
「え…えーと。クラスメートから…遊園地のお誘い?」
雪哉の目が…怖い。
「男だろ。…まさか行くつもり?美雪」

