「う~ん。チャーハンがいいな!!」 チャーハンか… 「いいよ!…じゃあキッチン借りるね?」 階段を下りてキッチンまで行く。 冷蔵庫の中を見るとちょうどチャーハンの材料があったので直ぐに作り始めた。 「ふふ~♪」 少し鼻歌を歌いながら作っていくといきなり背中が温かくなった。 「雪哉…?どうかした?」 ………。 声をかけても雪哉は私に抱きついたまま離れない。 「雪哉~??」 「…っく…っ…う」 ……泣いてる…?!