「愛莉!ありがとう!!」



お姉ちゃんが駆け寄って抱きついてきた。





「あっ!茉莉ずるーい!!私も~」





奈那ちゃんまでが駆け寄ってきて私を抱きしめる。







「面白そうだな!俺も俺も~」






裕さんまで抱きつこうとしてきた。








「裕はやめろ。愛莉に触るな」







私のほうに走り出そうとしていた裕さんを拓斗が捕まえた。






「ほら裕、止めとかないと彼氏さんに怒られるよ!」







一ちゃんはそう言ってと隣の女の人と笑って見ている。








「なんで皆そろってるんですか…?」