「拓斗って…ヤキモチ焼きなんだね(笑)」



「な…何を…!」



拓斗の顔は赤くなっていた。





拓斗のほうが年上なのに、可愛い…!





その時お姉ちゃんの声がした。




「ご飯できたよ~!」




二人でリビングまで行くと、大量におかずが並べてあった。





「お姉ちゃん!この量…どうしたの!?」




問いかけるとお味噌汁を持って姉が戻ってきた。




「え…?だって拓斗の分もと思って」



平然と答えるお姉ちゃん。





「俺までいいのか…?」




拓斗も驚いてるみたいだ。





「こんなに作ったんだから食べてもらわないと困る!」



「はは…!じゃあ、いただこうかな」





拓斗は笑って席についた。