学校が終わり家に着くと携帯を開く。 「来てないか…」 あの後から拓斗から連絡がない…。 トラブルって言ってたから大変なのかも。 そう思うとこっちからの連絡もしづらい。 「声、聞きたいな…」 -------- 「…いり…?」 いつの間にか眠っていたらしい…。 名前を呼ばれた気がして目が覚めた。 「…んぅ~?」 「愛莉、起きた?」 …へ?夢? 目の前には拓斗がいた。