『お姉ちゃんに、聞いたの』
「…は?茉莉に、何を?」
『エイプリルフールについた嘘はその年に叶わなくなるって』
4月1日についた嘘はその年に実現しなくなる。
そんな話は確かに俺も聞いた事があった。
『拓斗と離れるのイヤ。だから、嘘ついたの』
俺と離れたくないから、敢えて離れると嘘をついた。
そうすれば「離れる」はその年に叶わなくなる。
つまり「離れない」になる。と…
「愛莉らしい…」
さっきまでどん底にあった心、
それが嘘のように自然と笑みがこぼれた。
『拓斗、ごめん』
少し震えた声で泣きそうな愛莉の顔が浮かぶ。
「なんで謝ってるの?」
『私がもしあんな嘘つかれたら辛い。なのに拓斗にしちゃった…ごめんなさい』
「…は?茉莉に、何を?」
『エイプリルフールについた嘘はその年に叶わなくなるって』
4月1日についた嘘はその年に実現しなくなる。
そんな話は確かに俺も聞いた事があった。
『拓斗と離れるのイヤ。だから、嘘ついたの』
俺と離れたくないから、敢えて離れると嘘をついた。
そうすれば「離れる」はその年に叶わなくなる。
つまり「離れない」になる。と…
「愛莉らしい…」
さっきまでどん底にあった心、
それが嘘のように自然と笑みがこぼれた。
『拓斗、ごめん』
少し震えた声で泣きそうな愛莉の顔が浮かぶ。
「なんで謝ってるの?」
『私がもしあんな嘘つかれたら辛い。なのに拓斗にしちゃった…ごめんなさい』

