Forever~社長と初めての恋~

「別に悪くない。ほら、早くおいで」


「…う~」



クスクス笑っている拓斗に引っ張られて寝室に入る。




ベッドに入り電気が消えると余計に緊張してきた。







……。






二人とも話さない。沈黙の空気。






「愛莉。もっとこっちにおいでよ」




沈黙を破ったのは拓斗だった。




「だって…恥ずかしいもん!」




そう言った瞬間後ろから抱き寄せられた。



耳元で拓斗がクスッと笑った声が聞こえた。



「さっき一緒に寝てたのに?」


「それは…言わないで~!!」




顔から火が出るかと思った…。



今の私の顔は真っ赤のはず…。






「可愛かったけどなー。愛莉。」