「ああ、やっと会議に出ていただけるんですね」
インディゴカラーのパンツに、同じくラルフローレンのグレイのニットベスト。
その下はストライプのシャツというカジュアルな出で立ちに目を剥いている間に、清水がさらりと言う。
「都さんのこと、よろしくお願いしますね」
お兄ちゃんはまるで保護者のように、わたしのことを丁寧に清水に頼んでいる。
刹那。
清水の瞳が優しく揺らめいた。
「ええ、存じております」
……え?
分かりました、でも。
承知しました、でもなく。
一体、何を「存じている」の?
でも、清水はわたしの質問には答えてくれない。
「じゃあ、どうして今日はラルフローレンなの?」
「休日の教師っぽくないですか?」
つんとすまして清水が言う。
休日出勤帰りなので、髪が降りていて、それだけで彼の印象はぐんと柔らかいものになる。
とはいえ、この人、どれだけ高給取りだと思ってるのかしら、公立小学校の教師のことを!
わたしが訝しんでいると、再びくしゃりと簡単に頭を撫でる。
こんなにパーソナルスペース狭かったっけ?
インディゴカラーのパンツに、同じくラルフローレンのグレイのニットベスト。
その下はストライプのシャツというカジュアルな出で立ちに目を剥いている間に、清水がさらりと言う。
「都さんのこと、よろしくお願いしますね」
お兄ちゃんはまるで保護者のように、わたしのことを丁寧に清水に頼んでいる。
刹那。
清水の瞳が優しく揺らめいた。
「ええ、存じております」
……え?
分かりました、でも。
承知しました、でもなく。
一体、何を「存じている」の?
でも、清水はわたしの質問には答えてくれない。
「じゃあ、どうして今日はラルフローレンなの?」
「休日の教師っぽくないですか?」
つんとすまして清水が言う。
休日出勤帰りなので、髪が降りていて、それだけで彼の印象はぐんと柔らかいものになる。
とはいえ、この人、どれだけ高給取りだと思ってるのかしら、公立小学校の教師のことを!
わたしが訝しんでいると、再びくしゃりと簡単に頭を撫でる。
こんなにパーソナルスペース狭かったっけ?


