「ぐおっ」 たまらず剣を落としたところを、逆の手でわき腹打ち。 軋む鎧のつなぎ目がずれ、膝から落ちるところを膝で蹴って横転させる。 さらに密着した別の兵の胸に裏拳。 今度は腕の形で鎧がへこみ、兵士は息を詰まらせる。 が、その兵士は倒れる前にシルキスの腕にしがみついた。 シルキスは、しがみつかれたままの腕をふるう。 鎧を着込んだ兵士の身体が水平に浮く。 シルキスは、浮いた兵士をさっき倒した兵士に叩きつける。 バウンドして腕から離れる兵。 シルキスは、それと同じ高さで跳んだ。