「どういう原理です?」 「さあな」 今の情報は、コラトさんからの最後の贈り物だったよう。 冥土の土産というやつか。 「コラトさん、ありがとうございます」 シルキスは心から礼を言った。 膝を落とし、つま先に重心を移す。 「切れないなら、鎧じゃないところをぶん殴ってもいいですね」 「!!」 絶句するコラト。 (魔王さま、そろそろいいですね。動きます) シルキスは、盾を正面に出して突っ込んだ。