「すみません」 「エルフ達とも話してきたのだろ、そのときは疑問に思わなかったのか?」 「そう言われれば、そうですね」 シルキスは、おおっと手を打つ。 「結論から言うと、人間の言葉を話せるものもいるし、自分の種族の言葉しか話せないものもいる」 「それでは、魔王さまは?」 「もちろん全ての種族の言葉を話せるぞ。魔王だからな」 すごいだろう。 魔王さまは、小さな背をそらせて威張る。