指から流れる血が、シルキスの頬に雫をつくる。
「わたし……」
「うん」
シルキスは、頷いてやる。
手は、少しずつ風の壁を突破している。
「わたし」
「うんうん」
静かな間。
リズは、あふれる涙を眼鏡のレンズに落として叫んだ。
「この間、仲間の男にふられちゃいましたあああああっ」
「え?なに、いきなり恋話?」
「遠距離恋愛だったですけど、手紙がだんだんこなくなって……」
「まあ、間はもちやすくなったのでありがたいですけど」
「男って、男って」
銃口がさらに近くなる。
「訂正、いや、さすがに全く知らない男が理由で撃たれるのは遠慮したいです」
「わたし……」
「うん」
シルキスは、頷いてやる。
手は、少しずつ風の壁を突破している。
「わたし」
「うんうん」
静かな間。
リズは、あふれる涙を眼鏡のレンズに落として叫んだ。
「この間、仲間の男にふられちゃいましたあああああっ」
「え?なに、いきなり恋話?」
「遠距離恋愛だったですけど、手紙がだんだんこなくなって……」
「まあ、間はもちやすくなったのでありがたいですけど」
「男って、男って」
銃口がさらに近くなる。
「訂正、いや、さすがに全く知らない男が理由で撃たれるのは遠慮したいです」


